鳥取の梨の魅力とは?梨が名産になった背景やブランド(品種)を紹介!

梨 カット

鳥取県といえば「梨」が名産です。鳥取県は梨の出荷量が多いだけでなく、独自のブランド(品種)が数多く存在します。梨が好きな方でも鳥取の梨の歴史や作られている品種を知っている方は少ないのではないでしょうか。

本記事では、鳥取県で梨が名産になった背景や美味しい梨の魅力をご紹介します!

なぜ、鳥取は梨が名産なのか?

鳥取で梨が名産なのは、100年以上農家さんたちが培ってきた「梨栽培の技術」と「出荷量の多さ」が理由です。

特に、二十世紀梨という品種においては出荷量日本一です!

具体的に、どのような歴史があるのかや全国と比較した鳥取県の梨の出荷量について解説します。

鳥取県の梨の歴史

鳥取県の梨の歴史は、1904年に千葉県から二十世紀梨の苗木を10本購入したことから始まります。二十世紀梨はジューシーで甘みもあるバランスが取れた品種ですが、病気に弱く栽培が難しい弱点があります

発祥の地である千葉県では「幸水」などの比較的病気に強い品種が作られるようになりましたが、鳥取県の農家では独自の袋掛けや剪定の技術によって二十世紀梨の弱点を克服しました

これらの技術によって鳥取県独自の品種「新甘泉」「なつひめ」「秋栄」などを生み出しています。特に「新甘泉」は甘みが強く鳥取県イチオシの梨です!

梨の出荷量

鳥取県は二十世紀梨の出荷量は日本一ですが、梨全体の出荷量でみると全国5位になります。このように数値としてみると全国5位という立ち位置ですが、もともと人口が少ない県のため一人当たりの収穫量という視点では全国1位です。また、梨の消費量は日本一なので、梨が地元に強く根付いた県と言えるでしょう。

ちなみに、二十世紀梨の花は鳥取県の県花になっており、鳥取二十世紀梨記念館なしっこ館という梨をテーマとした日本で唯一の博物館があるほどです。

参考:総務省統計局 農林水産省青果物卸売市場調査

鳥取おすすめのブランド(品種)

鳥取県は二十世紀梨だけではありません!品種改良によって様々な魅力を持った鳥取独自の梨が誕生しています。

そもそも、梨には「青梨」と「赤梨」があるのをご存知でしょうか?青梨は皮が緑色で、スッキリした甘さが特徴です。一方、赤梨は皮がうすい茶色で、果汁たっぷりの甘さが特徴です。鳥取県名産の青梨2選と赤梨2選をご紹介します。

二十世紀梨

二十世紀梨は青梨の代表品種と言われるほど有名な品種です。二十世紀梨の特徴は爽やかでみずみずしい点です。また、熟度によって甘みが増したりと、食べるタイミングによって様々な味を楽しむことができます

二十世紀梨の名前の由来には「二十世紀を代表する品種になってほしい」という思いが込められており、100年を超える歴史のある品種です。

流通数も多く食べやすいので、どの梨を選んだら良いかわからないと悩む方には、二十世紀梨をおすすめしています!

夏そよか

夏そよかは2008年に品種登録された比較的新しい青梨です。現在は鳥取県のスクスク農場さんのみで栽培されています。二十世紀梨を品種改良した梨なので、果汁が多く梨特有のシャキシャキした食感が楽しめます。

二十世紀梨と比べると甘さが控えめで、爽やかでジューシーな味わいです。甘い梨が苦手な方や食感を楽しみたい方におすすめの梨です。

生産者が限られているため、販売ルートも限られていますが、とりのものの梨通販であれば「夏そよか」の取り扱いもあります。

新甘泉(しんかんせん)

新甘泉は鳥取県のオリジナルブランドの赤梨です。赤梨特有の甘みが最大の特徴で、通常の梨の糖度が12度に対して、新甘泉の糖度は約14度です。

赤梨は「幸水」「豊水」などが有名ですが、通常の赤梨は甘みが強い一方で、柔らかくなって食感が失われてしまいます。一方で、新甘泉は二十世紀を元に品種改良された品種なのでシャキシャキ感も楽しめます。

甘みが強い梨をお求めの方は新甘泉が最もおすすめです。二十世紀梨と同様に鳥取県で力を入れて栽培している品種のため流通量も多いです。

秋甘泉(あきかんせん)

秋甘泉も鳥取県のオリジナルブランドの赤梨です。甘みが強く酸味が少ないのが特徴です。新甘泉と異なり、赤梨特有の果肉の柔らかさや果汁の多さがあります。

柔らかい食感が好きな方には秋甘泉がおすすめです。鳥取県でしか栽培されていない品種なので流通量は少ないですが、とりのものの梨通販であれば「秋甘泉」の取り扱いもあります。

梨の時期(シーズン)

梨の旬は8月から9月にかけてです。旬の時期の梨は美味しいだけでなく、栄養価も高いためおすすめです。下記のとおり、品種によって旬の時期が多少異なります。

 

二十世紀梨:8月中旬~9月中旬 
夏そよか:8月下旬~9月下旬
新甘泉:8月下旬~9月上旬
秋甘泉:9月上旬~9月中旬
なつひめ:8月中旬~9月上旬
幸水:8月上旬~8月下旬
豊水:8月下旬~9月下旬

梨は一般的に、軸が太くて色ムラがないものが美味しいと言われています。また、二十世紀梨は熟度によって異なった食感が味わえます。どの梨を選んだら良いか悩む方は旬の品種で選ぶのも良いでしょう。

梨通販なら「鳥のもの百貨」

鳥取の梨を通販で購入するなら、鳥のもの百貨がおすすめです。鳥のもの百貨は、鳥取のこだわりの物産品を集めたお店です。鳥取の魅力あふれる商品の中で、私たちが自分で食べたくなる、そして大切な方に贈りたくなる、そんな「鳥のもの」を揃えました。

特に、鳥取名産の梨には力を入れており4つの梨農家さんと独自提携を行い、品質の高い梨を仕入れています。鳥のもの百貨の梨通販には以下の3つの特徴があります。

安心して購入できる

創業昭和24年から鳥取の地で商店を営んでおり、農家さんとの信頼があるため、状態の良い梨を仕入れられるだけでなく、何かあった際のアフターサービスも安心です。

返金、返品ポリシーもあるため不良品の心配も必要ありません。初めて通販で購入する方でも購入しやすい設計になっているのでお気軽にご注文下さい。

取り扱っている梨の品種が多い

鳥のもの百貨では、「二十世紀梨」「新甘泉」「夏そよか」「秋甘泉」「甘太」などの品種を取り揃えています。特に、夏そよかや秋甘泉は販売されている店舗が限られており、様々な品種を食べ比べできるのは鳥のもの百貨ならではです。

梨は甘みや酸味、食感などの絶妙なバランスで成り立っている果物です。品種が異なるだけで、全く違う発見があるのが梨の魅力です。

贈答品としてもおすすめ

鳥のもの百貨の梨は贈答品としてもおすすめです。日頃お世話になっている方へのギフトやお中元などにもご利用頂いています。毎年お中元に同じものを送ってしまっている方は、梨であれば品種ごとに味が違うので毎年楽しんでもらうことができます。

ご希望の方には熨斗・紙袋・包装等も承っております。

自分好みの梨を発見し、大切な人とその喜びをシェアして頂けますと嬉しい限りです。

まとめ

本記事では、鳥取県で梨が名産になった背景や美味しい梨の魅力をご紹介しました。鳥取県は農家さんが100年以上培ってきた独自の技術によって、梨の名産県となっています。

今まで品種をあまり気にせずに梨を食べていた方も、梨は品種によって全く違った楽しみ方ができるので、ぜひ自分好みの梨を見つけてみて下さい。

鳥のもの百貨の2023年の梨販売は終了致しました。2024年は8月頃から梨の販売を再開する予定です。鳥のもの百貨では、梨以外にも鳥取の名産品/特産品を販売しています。気になる方はぜひ、オンラインショップを覗いてみてください。

 

オンラインショップはこちらから

>鳥のもの百貨とは

鳥のもの百貨とは

鳥取の定番商品や、まだ知られていない魅カあふれる商品の中で、私たちが、自分で食べたくなる、そして大切な方に贈りたくなる、そんな”鳥のもの”をそろえました。

「つながる、とっとり。」をコンセプトに生産者、お客様、そして贈り物を受けとる人そのすべての人が鳥取でつながり、鳥取を好きになる。そんな人々の思いが集まる場所を目指します。店内で自分の好きな商品を集めてオリジナルギフトセットも作れますので、お土産だけでなく、大切な贈り物や、景品、冠婚葬祭などにもご利用いただけます。

CTR IMG