鳥取県は面積の約7割が森林で覆われているほど、現在も多くの自然を残している県です。また、日本海にも面しており、海の幸や山の幸が豊富な食の宝庫でもあります。
今回はそんな鳥取県でしか食べられない名産品/特産品をランキング形式でご紹介します。
遠方の人でも通販でお取り寄せできる商品もあるので、ぜひ最後までチェックしてください。
名産品と特産品の違い
まず、名産品と特産品の違いはご存知でしょうか。特産品とは、その地域でしか作れない産品のことです。一方、名産品は、その地域で作られていることが全国的に有名な産品のことです。定義が曖昧に表記されることもありますが、別の意味を持っています。
今回は、特産品の中でも知名度の高い、特産品かつ名産品の品を中心に紹介していきます。
鳥取県の特産品一覧
鳥取県の公式ホームページで紹介されている特産品には以下のようなものがあります。
【食べ物】
・松葉がに
・二十世紀梨
・砂丘らっきょう
・とうふちくわ
・鳥取和牛
・星空舞(お米)
・鳥取すいか
・ねばりっこ(ながいも)
・とっておき(いちご) など
【食べ物以外】
・因州和紙
・弓浜絣と倉吉絣
・出雲石灯籠 など
今回は人気の高い5つの特産品に絞って紹介しますが、他の特産品も気になる人は鳥取のお土産や特産品を専門に取り扱っている「鳥のもの百貨オンラインショップ」で購入できるのでチェックしてみてください。
人気の特産品ランキング
それでは、鳥取県で人気の特産品ランキングをベスト5から紹介していきます。鳥取でしか食べられない魅力の詰まった産品ばかりです。
5位:星空舞
星空舞は、鳥取の澄み切った空気ときれいな水で育った鳥取県オリジナルのお米の品種です。コシヒカリの子孫である「ゆめそらら」を5年かけて交配して誕生しました。
星空舞の特徴は、一粒一粒がしっかりとしており、甘みと適度な粘りが感じられます。実際に、お米の美味しさを表す味度値はコシヒカリよりも高い数値になっています。
また、ご飯が水を抱き込む量が多いため、冷めたあとも食感が変わらずに美味しく食べられます。星空舞を手軽にお試しできるご飯パックもあるので、気になる方はぜひお米の違いを感じてみてください。
4位:砂丘らっきょう
鳥取県はらっきょうの生産量が日本一です。そんな鳥取県では、オリジナルブランドの「砂丘らっきょう」が作られています。
砂丘らっきょうは名前の通り、砂丘畑で栽培しています。砂丘の厳しい環境で育った砂丘らっきょうは、通常のらっきょうと比べて、色白で身がしまった歯ごたえのある食感を楽しめます。
シャキシャキしたらっきょうはカレーの付け合せ以外にも、アクセントとしてサラダに入れたり、天ぷらで食べるのもおすすめです。らっきょうの旬は5月下旬から6月で、生のらっきょうが流通する時期は限られます。一方で、砂丘らっきょうの甘酢漬けは長期保存が可能で、通年販売しているのでおすすめです。
3位:鳥取和牛
鳥取和牛とは、鳥取県内で飼育・加工された牛の中でも肉質等級が3等級以上の黒毛和種のことです。鳥取県のオリジナルブランド牛で、和牛の日本一を決める「第11回全国和牛能力共進会」では、肉質日本一に選ばれています。
実は、鳥取県は古くからの和牛の産地で全国各地のブランド牛の種牛は鳥取県の和牛だったりします。
鳥取和牛の味の特徴はコクのある赤身と甘味のある脂です。特に、鳥取和牛の脂は甘いだけでなく、あっさりしているので、口溶けがよく感じられます。
鳥取和牛の口溶けの良さはオレイン酸が多く含まれることに由来しますが、特にオレイン酸含有率の高い牛は「鳥取和牛オレイン55」というブランド名で販売されています。希少な鳥取和牛ですが、特に鳥取和牛オレイン55は年間で400頭程度しか販売されない最上級のブランド牛です。
鳥取和牛は、脂の口溶けを感じられる焼肉セットやサーロインステーキで食べるのがおすすめです。
2位:松葉がに
松葉がにとは、山陰地方で水揚げされるズワイガニのブランド名です。松葉がには、上品な甘みとふっくらしたカニ身や濃厚なカニ味噌が楽しめるカニの中でも最上級のブランドガニです。
松葉がにには、ブランドの証明であるタグが付けられます。身入りや大きさなど一定の基準を満たしたものだけが松葉がにとして販売されるので、安心して購入できるのも魅力です。
松葉がに以外にも、鳥取県は紅ズワイガニの水揚げ量が日本一です。高級な松葉がにと比べて紅ズワイガニは1匹3,000円~と手軽に購入できます。
松葉がにの時期は11月~2月、紅ズワイガニの時期は9月~6月と一年中食べられる訳ではないので注意しましょう。通年食べられる「かにせんべい」や「かにおこわ」などもおすすめです。
1位:二十世紀梨
二十世紀梨は、鳥取県が全国の卸売数量の70%を占めている梨の品種です。鳥取県が県外の男女5400人に対して行った特産物認知度調査でも、鳥取の特産品で連想する産品の1位は二十世紀梨となっています。
二十世紀梨の特徴は熟度によって違った味わいを楽しめることです。熟度が浅い緑色のものはシャキシャキした食感が楽しめ、熟度が増した黄色のものは甘さを楽しめます。
二十世紀梨の他にも鳥取県では、「新甘泉」や「なつひめ」など鳥取県でしか栽培していないオリジナル品種も数多く存在します。いろんな梨を食べ比べできるのも鳥取の梨の魅力です。
ほとんどの品種の梨は8月~9月に旬を迎えます。販売期間が非常に短い梨ですが、二十世紀梨を使った梨ゼリーや梨ジュース、梨カレーなどの加工品は通年購入できます。
\鳥のもの百貨では、2024年の二十世紀梨の販売を開始しました/
どこで購入できる?
今回ご紹介した特産品は、鳥取県内では道の駅やお土産店で購入できます。二十世紀梨や松葉がには農家や漁港の直売所でも購入できますが、いろんな商品を見比べたい人は道の駅やお土産店がおすすめです。
また、今回ご紹介した特産品は鳥のもの百貨のオンラインショップでもご購入頂けます。鳥のもの百貨は、鳥取駅前の丸由百貨店の地下に店舗を構えており、70年以上鳥取で商店を営んでいる鳥取のお土産や特産品を取り扱う老舗です。
鳥のもの百貨では、地元の農家さんや水産業者さんと提携し、高い鮮度を保ったまま鳥取県の特産品を全国にお届けしています。
今回紹介したもの以外にも、厳選した特産品を取り揃えているので、ぜひオンラインショップをチェックしてみてください。
まとめ
今回は、鳥取県で人気の特産品をランキング形式で紹介しました。自然豊かな鳥取県ならではの美味しい特産品がたくさんあります。
通販で購入できる産品もあるので、気になったものがあれば鳥のもの百貨オンラインショップをチェックしてみてください。
鳥取県の特産品を通じて、鳥取の魅力を少しでも感じて頂けたら嬉しいです。