鳥取県への旅行はゆっくりとした休日を過ごしたい人や自然に触れてリフレッシュしたい人におすすめです。また、山陰の美味しいグルメも楽しめます。ただし、鳥取砂丘は有名だけど、それ以外の観光名所はよく知らないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、鳥取でお土産屋を営む「鳥のもの百貨」のスタッフがおすすめする鳥取の観光名所5選について紹介します。鳥取に来たら食べて頂きたい、名物グルメやモデルコースも紹介するので、ぜひ最後までチェックしてください。
観光スポット5選
鳥取県は東西に横長な県なので、東部、中部、西部と3つのエリアに分かれています。それぞれのエリアでおすすめの観光スポットを紹介していきます。
鳥取砂丘
まずは、鳥取を代表する観光名所「鳥取砂丘」です。1995年には国の天然記念物に、2007年には日本の地質100選に選ばれています。広大な砂丘を眺めながら実際に歩ける場所は日本にほとんどないので、砂丘目当てに鳥取旅行に来る人も多いです。鳥取砂丘は東部の観光名所になります。
鳥取砂丘は景色を楽しむだけのスポットと思っている人も多いですが、実は自然を満喫できる様々なアクティビティが楽しめます。砂丘ならではのサンドボード体験やらくだライド、空から砂丘を眺めるパラグライダー、日本海に面しているのでサーフィンやシーカヤックなどもあります。
鳥取砂丘の楽しみ方について詳しく知りたい人は鳥取市の観光サイトに詳しく載っているので、ぜひ参考にしてください。
参考：鳥取市観光サイト 初めての鳥取砂丘！事前に知っておきたい砂丘攻略法
鳥取城跡・久松公園
同じく東部の観光スポットでおすすめなのが、「鳥取城跡・久松公園」です。歴史好きの人はもちろん、そうでない人も久松公園は鳥取市街を一望できる絶景スポットなので、景色を眺めながらゆっくりとした時間を過ごせます。
桜の時期には、県内有数の桜の名所として知られており、約240本のソメイヨシノの桜が咲き誇ります。夜にはライトアップされ、屋台も出ます。秋には紅葉が楽しめたりと季節によって違った雰囲気が楽しめるのでおすすめです。鳥取砂丘や市街地から近いので、旅程にも組み込みやすいです。
青山剛昌ふるさと館・コナン通り
続いて中部のおすすめ観光スポットは「青山剛昌ふるさと館・コナン通り」です。10～40代の男女への調査では認知度97%と日本を代表する漫画「名探偵コナン」の作者青山剛昌さんは鳥取県北栄町の出身です。
青山剛昌さんのルーツや貴重な原画などが展示されているのが「青山剛昌ふるさと館」です。他にも漫画に出てくる阿笠博士の発明品を体験できたり、謎解きを楽しめます。JR由良駅からふるさと館までの道はコナン通りと言われており、お土産屋さんや作中に出てくるカフェがあったりとコアなファン以外でも楽しめる工夫がされています。
大山・大山まきばみるくの里
西部のおすすめ観光スポットは「大山・大山まきばみるくの里」です。大山は中国地方最高峰の山で「日本名峰ランキング」でもベスト3に選ばれています。標高1,729mの頂上付近で見る景色は絶景ですが、登山は少し不安に感じる人もいるでしょう。そんな人は標高700m～800m付近までは車で行けるのでドライブで大山を楽しむのもおすすめです。
白バラ牛乳や白バラコーヒーの商品をスーパーなどで目にしたことはありませんか？実は、白バラは大山で作られており、「大山まきばみるくの里」では白バラ牛乳を使ったソフトクリームや大山の自然豊かな地で育った牛や鳥などのバーベキューも楽しめます。
白バラ牛乳の商品は通販からも購入頂けます。
水木しげるロード
西部で大山とともにおすすめなスポットが「水木しげるロード」です。1960年代に連載され現在でも人気の高い漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者水木しげるさんは鳥取県境港市の出身です。
境港駅から水木しげる記念館までの約800mは水木しげるロードと言われており、177体の妖怪ブロンズ像が立ち並び、不思議な世界観を楽しめます。
また、冬の時期には水木しげるロードからほど近い境港の漁港まで足を運ぶのがおすすめです。境港は鳥取で一番大きな漁港で鳥取名物の松葉がにや紅ズワイガニの採れたてを楽しめます。
名物グルメ
鳥取県は自然の豊かさから、美味しい名物グルメがたくさんあります。鳥取旅行に来た際にぜひ食べて頂きたい名物グルメを3つご紹介します。
牛骨ラーメン
鳥取県のご当地ラーメンといえば「牛骨ラーメン」です。牛骨ラーメンは、名前の通り、豚骨や鶏ガラではなく、「牛骨」で出汁を取ります。鳥取県は江戸時代からの牛の名産地で、上質な牛骨をスープに使うので、クセはありません。あっさりした味わいで、牛脂独特の甘みと香ばしさを味わえます。
最近では、東京や大阪の首都圏に牛骨ラーメンのお店が出店したりと勢いのあるご当地ラーメンです。牛骨ラーメンもお店の味を再現したお取り寄せ商品があるので、気になる人は試してみてください。
牛骨ラーメンについて詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
鳥取名物牛骨ラーメンの魅力とは？お土産に人気のインスタントもご紹介！
松葉がに
鳥取県の冬の味覚と言えば「松葉がに」です。松葉がには、山陰地方でとれるズワイガニのブランド名になります。上品な甘みとふっくらした身が特徴で、濃厚なカニ味噌も楽しめます。鳥取県では、ボイルして食べたり、カニ鍋にして食べるのが一般的です。
シーズンは11月～翌年3月までとなっているので注意しましょう。似た種類のカニに紅ズワイガニがあります。こちらは9月～翌年6月がシーズンになるので、時期を逃してしまった人は紅ズワイガニもおすすめです。
鳥取にお越しの際は、境港や賀露港などで、ぜひとれたてのカニをお楽しみください。旬の時期には漁港から産地直送にも対応しています。
松葉がにについて詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
松葉がにとは？鳥取名産のブランドガニの旬や価格、味の特徴を徹底解説！
鳥取和牛
鳥取和牛は、鳥取県内で飼育・加工された牛の中でも肉質等級が３等級以上のブランド牛です。和牛の日本一を決める「第11回全国和牛能力共進会」では、鳥取和牛が肉質日本一に選ばれています。コクのある赤身と甘味のある脂で、あっさりしており、口溶けがよいのが特徴です。オレイン酸を多く含んでおり、健康面でも、血液中の悪玉コレステロールを下げる効果が期待できます。
鳥取和牛について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
鳥取和牛とは？鳥取のブランド牛の魅力やおすすめ商品をご紹介！
鳥取の美味しいものをもっと詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
鳥取のおすすめご当地グルメ10選 | 鳥取名物の魅力を地元民が紹介！
おすすめのモデルコース
今回ご紹介した観光スポットをすべて回りたい人は鳥取は東西に長いため宿泊が必須になります。東部の鳥取市から西部の境港市までは車や電車で2～3時間の距離なので注意しましょう。
日帰りの場合：東部と中部、西部と中部など観光するエリアを絞るのがおすすめです。鳥取砂丘のある東部をまわる場合は鳥取砂丘と青山剛昌ふるさと館など2ヶ所くらいにとどめておきましょう。
1泊2日の場合：東部または西部からスタートして中部の三朝温泉で一泊するのがおすすめです。三朝温泉は鳥取県内屈指の温泉街で、鳥取の美味しい特産品が食べられる旅館がたくさんあります。
ゆったりとした時間を過ごせるのも鳥取旅行の魅力の1つなので、旅程は詰め込み過ぎないように余裕を持って計画しましょう。
鳥取のお土産なら鳥のもの百貨
旅の終わりにすることと言えばお土産選びですよね。鳥取のお土産ショップは鳥のもの百貨がおすすめです。鳥のもの百貨は、JR鳥取駅前の丸由百貨店の地下1階にあるお土産屋です。お菓子類をはじめとした県内トップクラスの品揃えなので、いろんな種類の中からお気に入りを選べます。
鳥取空港にもほど近い鳥取市街にあるので、飛行機の待ち時間にゆっくりとお土産を見てまわるのもおすすめです。
鳥のもの百貨のオンラインショップでは、鳥取土産や特産品の一部の商品を通販で購入できます。鳥取にすぐには来られないけど鳥取の名物グルメに興味を持ってくださった方は、ぜひオンラインショップを覗いてみてください。
まとめ
本記事では、鳥取県の観光名所5選をご紹介しました。今回は5つに絞って紹介しましたが、鳥取県には他にも魅力的なスポットや美味しいグルメがたくさんあります。
詳しい情報は鳥取県や各市のホームページに載っているので、ぜひ参考にしてください。
近年では、旅行時の荷物を減らすために通販でお土産を購入する人も増えています。時間がある人はお土産ショップで実際に見て選ぶのがおすすめですが、時間がない人や荷物をできる限り減らしたい人は鳥のもの百貨オンラインショップをぜひご活用ください。
皆様の鳥取旅行が楽しい思い出になるように祈っております。
